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※テキストはWikipedia より引用しています。
住宅にも個性を求める時代になりました。アメリカン風や北欧スタイルなど外観だけでなく、家の中の構造まで多種多様になりました。展示会場やカタログを見るたびに、あれもいいわ、これもいいわねと目移りしてしまいます。しかし、ふと昔こどもの頃に住んでいた伝統的な田の字造りの日本家屋を思い出してしまいます。6畳間がふたつ、4畳間がひとつ、3畳間がひとつ、台所とお風呂場が端っこについた構造の家です。障子とふすまを取り外せば、大きな広間に早変わり。昔の家は自分の家で結婚式も葬式もできました。日本の伝統家屋はいかに家族構成が変わろうとも、突然の来客にも、冠婚葬祭にもフレキシブルに対応できる、優れた構造の家であったと子どもの頃の記憶をめぐらせ考えます。さてあらためて今、どんな家を買おうか考えると、ドアで区切った洋風の家にも憧れますが、やっぱり田の字造りの日本家屋がいいと考えます。最初から新築で建てる、古民家を買い取って使い勝手のいいように修理する、いろいろ方法はありますが、いずれにせよハウスメーカーより、伝統的な大工さんや左官さんにお願いすることになりそうです。もちろん現代の便利なところは家に持ち込むつもりです。結露や室内が寒いのは嫌なので、リビングの一部はフローリングの床暖房にしたいです。窓は複層ガラスにするつもりですが、壁だけは昔ながらの方法にしたいです。竹を組んだ上に藁を混ぜた土を塗り、乾かしてはさらに塗って、最後に漆喰でしあげたものにしたいです。これを本格的にやると壁だけで半年以上かかります。全てに気ぜわしい現代社会において壁に半年も日数をさくのは気が遠くなりそうな作業であることは承知の上、ですがそれだけの価値があります。まず、室内が静かです。壁が音を吸収してくれるからです。また雨の日に壁が水分を吸ってくれるので、室内がジメジメしなません。鉄筋コンクリートのマンションとは比べ物にならないくらい、静かに心穏やかに暮らせそうです。